TEDxHamamatsu 2019 スピーカー紹介:静岡聖光学院ラグビー部 – TEDxHamamatsu
最近ラグビーブームだからというわけではなく、聖光学院ラグビー部の取り組みが注目され今回スピーカーに選ばれたそうです。
聖光学院ラグビー部は全国大会に何度も出場している強豪校です。
そして聖光学院は文武両道の学校としても知られ、他の部活もですが練習時間が
週3回までと決まっています。
時間は90分。
力を入れているところだとほぼ休みなしで朝から晩までやってるイメージですがびっくりですよね。
カップラーメンを作るのにお湯を入れて3分かかりますがこの練習量はカップラーメンを1分で作れと言われているのと同じことだと彼らは言います。
そのため工夫に工夫を重ね密度の高い練習をしているそうです。
練習法も自分たちで話し合って決めますがそれも短時間、水分補給の時は「みず!」といったらみんな一斉に水筒にダッシュする事でダッシュ練習も兼ねています。
そして文武両道の通り、話ぶりにすごく知性を感じました。
僕は高校生のときひたすらポケモンをやっていました。
ポケモンは進化するのに。。
あまり比較すると消えたくなるので話を戻すと
カップラーメンを1分で作るという荒業をやってのけるとほかにどういうことが起こるかというと
2分の余裕ができるということです。
この2分の過ごし方も大切だと彼らは言います。
インドの行者の方も似たようなことを言ってました。
過去も未来もなく「今」の連続の延長でしかない。
「今」をしっかり生きることでよく死ぬことができると。
そうなるとあまり無駄に時間を過ごせないということです。
ちょっと違う気がしてきましたけどそんな感じです。
ですので皆さん休養が大切だと思えば積極的に休養をとったり各々が考えて過ごすようです。
考える、これが大切ですよね。
そしてどんな環境にあっても現状を嘆いているだけではダメでその環境でなんとかする、考え、自分が変わる
「成し遂げる」
これが大切ですといっていました。
TEDxのトーク全てを通しても一番拍手が鳴り止まなかったですね。
本当にすごいです。
拍手の間に挟まれてパンっと消滅したいレベルですごかったです。
この後に休憩を挟み、
TEDxHamamatsu 2019 スピーカー紹介:和久田麻衣さん – TEDxHamamatsu
和久田麻衣さんのプレゼン。
小学一年生の平均体重は20キロ。
それに対してランドセルで運ぶ荷物は5、6キロ。
体重の4分の1もの重りを背負って毎日登下校。
これって異常だよねと軽くて機能性に富んだランドセルを作った和久田さん。
約半分の重さでとても軽く、体に優しいようです。
たしかに整体目線でいくと柔らかい子供の骨や筋肉にズシっと跡もつくだろうし歪むだろうなぁと思います。
師事している先生が韓国の人って床に座ることが少ないから下半身の歪みが少なく綺麗なんだとおっしゃってました。(ちょっとうろ覚え)
僕らにはランドセルを背負って登校したり床に座って生活するのは当然なことなんですけどそれが歪みや体を作る目線でいくと必ずしも正しいことではないということですね。
ランドセルを背負って登校しない人はほとんどいないのでわかりませんがそういった生活をしないできた日本人の人の骨格や健康状態がどうなるのかというのはすこし気になりますね。
で脱線しましたが和久田さんの作ったランドセルはまだ広く浸透しているわけではなく、物を見るといいね!といってもらえるようですが、これを使ったら子供が浮いて仲間はずれにされるかも?とかみんな普通のを使ってるからとなかなか受け入れてもらえない現状があるようでした。
島国だから協調していく文化が根付いているのでしょうか。
ちょうど過去のTEDトークで出た斥候のマインドセットな考え方が浸透するといいかもしれないですね。
子供の発育にあまりいい影響を与えるとは思いませんからランドセルを軽量化するだけでなく教科書類を学校に一部置いてきていいとか電子化するなりなどの対策がとられるといいなぁと思いました。
そしてプレゼンが終わり、ついに幡野さんのプレゼンとなりました。
続きます